令和八年 「丙午」

あけましておめでとうございます。
今年は馬の年ですね。上小原の獅子には「馬の毛」が使われています。顔や眉には馬のたてがみ、髪や髭など長い毛は馬の尻尾の毛です。獅子舞の動きに合わせて風を受け、しなやかになびくその姿は、颯爽と駆ける馬の姿を思い起こさせます。
令和五年の正月に新調した獅子頭も、早くも三年が経ち、少しずつ馴染んできました。そうした歩みを重ねる中で、獅子組を運営している私たち青年会も昨年50周年という節目を迎えました。ここまで受け継いでこられたのも、皆様の温かい支えがあってこそです。あらためて感謝の気持ちを胸に、これからも地域とともに歩み続けてまいります。
これからの郷土の発展と、皆々様のご健康とご多幸を祈念して、新年の挨拶といたします。
令和8年元日 上小原獅子組一同
情熱を力に変える年

今年の干支は、丙午です。
丙は「火」の要素を持ち、太陽や炎のように強いエネルギーと情熱を象徴します。そして午は十二支の馬のこと。馬は行動力や推進力、前進する力を表します。
自分の意志や考えを形にしやすく、積極的な行動が結果につながりやすい年であることを示しています。
また、60年前(昭和41年)には「丙午生まれの女性は気性が激しい」という迷信(デマ)が広まり、出生数が激減する社会現象が起きました。
現代ではメディアが多様化し、さまざまな情報が飛び交っています。正しい情報を見極めて、判断する力が求められているのではないでしょうか。
絵馬と左馬

正月の縁起物のひとつに「絵馬」があります。
古くは生きた馬を神様に奉納していたようですが、馬は高価だったため、やがて馬の像、馬の絵と簡略化していき、江戸時代に今のような願い事を書く木札として広まったようです。
今年は馬の絵を描いて奉納してみるのも良いかもしれません。

また、馬にちなんだ縁起物に「左馬」があります。
よく知られているのは山形県天童市に伝わる将棋の駒で、馬の字が左文字(鏡のように左右を逆にした文字)で彫られています。左馬は商売繁盛や家内安全の象徴で、店先や玄関に飾られているのを見たことがある人も多いと思います。
左馬が縁起が良いとされる理由には諸説ありますが、そのひとつに「うま」を逆にすると「まう」となるため、舞いにつながるという説があるようです。舞いは神様に捧げる神事。神社に獅子舞を奉納する讃岐の文化にも通じるものがあります。
神様への奉納のカタチはそれぞれです。物を捧げることもあれば、絵馬のように絵や言葉を捧げることもあり、獅子舞のように舞いを捧げることもあります。
どのようなカタチでも心を込めて祈りを捧げれば、今年1年、ウマく過ごせるのではないでしょうか。
